関数型玩具製作所は、外見はおもちゃのように見える一方で実際には高機能なソフトウェアの開発を目指しています。
「製作所」という名称には、愛知県の製造業の伝統や、祖父が営んでいた町工場への敬意が込められています。製造業的な泥臭いチューニングに慣れていることも強みの一つです。
特に力を入れているのは、文章の視認性を向上させる技術で、学術論文や教科書、法律文書、公式文書、説明書、ビジネス資料など多岐にわたる分野で役立つことを目指しています。
関数型玩具製作所は、遊び心を大切にしつつ、自然言語を拡張することで既存の読書法に一石を投じたいです。
(名古屋商工会議所、ナゴヤイノベーターズガレージ(名古屋市、中部経済連合会)、言語処理学会、会員)
京都大学法学部、名古屋大学工学部物理工学科、工学研究科(原子核工学専攻)を卒業後、長野の半導体部品製造メーカー(新光電気工業株式会社)にて開発、法務・知的財産(特許)、設備開発に従事しました。2022年1月に関数型玩具製作所として独立し現在に至ります。
これまでの経歴を通じて、難解な文章を大量に読んできました。 特に法務・知的財産部門での経験が、ソフトウェア開発に役立っています。 当サイトでご紹介している読書技術はかれこれ6年ほど取り組んでいます。 特許公報や契約書を毎日目にする仕事でした。 これらの文章は非常に難解ですが、前者については特許検索の分野でよく使われるテクニックがあったりします(三種の神器の3つ目)。ただし、それは検索の文脈である必要があったり、使い勝手が少し悪かったりしました。それに、より高度な、別のページで説明していますが「自然な単位」(三種の神器の1つ目)を応用するとおそらくもっと読みやすくなるだろうという予感はしていました。今とは全然違う形だったので、不完全なものでしたが、本質的なところはこのときの直感でした。しかしこの「自然な単位」を実現するには、今でいうところのAI技術が必要で当時の自分には手に負えなかったです。その後、このあたりは会社に提案したのですが製造業の会社であること、そして上の発明は私が職務として発明したものではないので自由にやっていい(業務発明というカテゴリらしいです)とのことだったので独立して作りきってしまおうと。それから3年が経っています。私としては技術的に完成したと思っているのでHPをリニューアルして再挑戦している次第です。今考えると、3年前のあの陳腐な状態でよく独立する気になったと呆れていますが、その選択は正解だったと見ています。個々からはこの技術を世に普及させて面白い状態に持っていきたい。そういうフェーズになっています。
趣味は温泉めぐり、散歩、瞑想です。出身地は名古屋ですが、学生時代は京都、社会人時代は長野市に住んでいました。
当サイトでご紹介している技術は、難解な文章を読み解くのに役立つだけではありません。 既存の各言語(日本語、英語など)のパワーバランスを変える面白い技術と考えています。 学術的にも興味深い研究を進めることを目指しています。
よろしくお願いいたします。