PPL++, Text Transformerについて、特許出願をしていることをおしらせします。
    出願日は2024年5月16日、特願2024-080554です。
    HP開設よりも2ヶ月前に出願しています。
    内容をばらすと、コア(独立項)は文章アライメント関連、そこに従属項として「自然な単位」と「多色ハイライト」で制限を加えています。
    他にも番号は忘れましたが、「自然な単位」と「多色ハイライト」の組み合わせで過去に出願したものもあります。
    以上です。例のごとく駄文が続きますが、興味のある人は読んであげてください。
    出願の経緯
    弱小個人なので、アイデアを保護しておく必要があります。
    また、私自身、特許業界にいた人なので出願に慣れているのもあります(多色ハイライトは特許業界の技術)。
    前職は大企業にいたので、そういう組織がこういう出願を見た時に考えることはだいたい分かっているつもりです。
    出願しているのといないのとではリスクが全然違います。
    同じような立場の人は出願できるならしておいたほうが良いです。
    前にスタートアップ関連の簡単なコンサルみたいのを受けた際に、
    いきなり特許出してますというのはことが進まない、特許を優先せずどんどんオープンに情報を出して協力体制を築いたほうが良い、
    というアドバイスを受けましたが、私は直感として危ないと思っています。
    第一にそのコンサルの方はこれまで担当しているのは私と同様の境遇、
    つまり技術で勝負しているスタートアップを担当してないぽかったです。
    自分の知っている領域を以て、その範囲を拡大して語るのはちょっと不遜かなと思いました。
    まあ書いてて気づきましたが、上で大企業が、と言っている自分にもブーメランではありますね(反省)
    (ただ、大企業向けの知財戦略のセミナーに出たり、そこで他社の人とも情報交換しているのでそんなにズレてないはずです、
    前職は今の自分と同じく技術で食っている会社なのもあります)。
    よく、オープンにしてアイデア出しをしてもらって完成度を上げる、という手法がいいと何度も聞きますが、
    本当にそうかと。私は疑問に思っています。
    仮に二人となったとしても、尖ったアイデアは丸くなってしまいます。
    なぜかというと、相手を尊重してしまうからです。
    例えば私が尊敬する友人、先輩に何らかのアドバイスをもらったとします。
    この時点で別に協力体制が築かれているわけでもないのですが、そのアドバイスを実行しなかった場合どうなりますか?
    一度は試さないと失礼、となるとまず機動力が落ちます。アイデアを採用しないとな、となると尖ったものが丸くなります。
    そんな感じです。後はリスクも採れません。1ヶ月、うまく行くかわからない一見どうでも良い作業をしたらどうなるか?
    想像してみてください。尖っているがゆえにその作業は理解されない、されない確率が高い。
    こんな状態になるんだろうなと。
    この文脈においてChatGPTのような対話型AIは最強だったりします。だって出てきた意見を不採用にできるからです。
    24時間いつ聞いても起こりません。いきなり話す文脈を変えたり、不勉強な状態で聞いても怒りません。
    ある意味、とんでもないものが出てきていて、私はそれは上の手法を可能とすること、
    仕事を肩代わりしてくれる、みたいな教科書が出ていますが、上の構図、これがやばい。
    私の話になりますが、多少自慢話感スノッブ感があり恐縮ですが、
    このホームページも、途中で出てくるフルーツの絵も、60カ国語のストップワード(頻出語)の抽出も、
    いずれもChatGPTと一緒につくりました。ホームページに関しては5回位全体の見直しをしています。
    人が相手だとどういう気持ちになるでしょうか、最初に要件をまとめてから話をもってこい、となりませんか?
    フルーツの絵も40枚くらいは何度もつくりました。これもイラストレータに頼んだらどうなりますか?
    60カ国語については、そんなにたくさんの言語に精通している翻訳者とコネがあることはまず無いです。弱小個人ならなおさらです。
    このように、喩えるなら弱小個人でもパワードスーツを着て戦っている感があります。
    そして、もしかすると大人数が関わっている大企業とも互角でやり合えるのではないかと。
    一刻も早く義務教育で対話型AIとの付き合い方を教えるべきです。
    少子化でやばいから金をばらまく、みたいなことは止めて、少数精鋭でも戦える体制を整える
    (最近、ストーン〇氏が言っていることのパクリ感ありますが、まあそれ以前でも分かっている人はみんな考えていることですよね。先使用権、先使用権)。
    その方向に行ってほしいです。金のバラマキは正直不公平感をもたらしますから。
    日本の国力が低下している現状、そのような分断をするのは避けたほうが良いはずです。
    まあ、ChatGPTとやり取りする際に、PPL++が強力な武器になる、という下心が5割なのですが(笑)
    ChatGPTが出力する文章は、正確性を重視して冗長です。これはPPL++と相性がいい文章なのは事実です。
    友人や家族を見ると、ChatGPTの出力する文章自体が硬すぎて読みたくない、という人がちらほらいます。
    非常にもったいない状態なので、ぜひ、PPL++を買ってChatGPTとのやり取りを楽にして欲しいですね(営業行為で草w)。